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bFGFの出現で,間葉系幹細胞はES細胞のように有名になれるか [骨の吸収と形成・ストレス]

 間葉系細胞が,幹細胞であるか,前駆細胞の集団であるかについては不明である。現在,骨髄間葉系細胞から,骨芽細胞・軟骨細胞・脂肪細胞へ分化する能力を有するクローンが確立されている。

 間葉系幹細胞にはマーカーがなく,培養方法や測定系も確立されていない現状だが,分離が容易で,複数の細胞への分化能を有することから,ES細胞と同じく再生用細胞として注目されている。

 間葉系幹細胞に再生能力があることは,骨・軟骨・心筋・脊髄損傷・肺・脳梗塞において証明されている。

 間葉系幹細胞をES細胞と同様に再生医療で応用するためには,再生能を有したままで in vitro で大量に増殖させる必要がある。成長因子を間葉系幹細胞に作用させると,増殖は刺激されるのだが,多分化能力が失われてしまう。しかしながら,bFGFは,ES細胞に対するLIFのように,間葉系幹細胞のもとの性質(多分化能力)を保ったままで,寿命を延長することができる。また,bFGF存在下で細胞を増殖させると,軟骨,骨分化能を維持しており,bFGF存在下で間葉系幹細胞を増殖させ移植すると軟骨・骨の再生を促進できるのである。


2007-04-17 18:05  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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